ゆうわ整体では、原因を深く追う前に、今ある痛みや不快な症状を和らげることを大切にしています。
まずは、日常生活を少しでも楽に過ごせる状態を目指します。
そして症状が落ち着いてきたら、その原因や身体の使い方も一緒に見直しながら、再発しにくい身体づくりを目指していきます。
うちの子、原始反射が残っているかもしれません。」
最近、このようなご相談をいただくことが増えてきました。
発達について調べていると、「原始反射」という言葉を目にする機会も多く、不安になってしまう親御さんもいらっしゃると思います。
まずお伝えしたいのは、原始反射が残っていることだけで、お子さまのすべてが説明できるわけではないということです。
発達にはさまざまな要因が関係しており、原始反射もその一つと考えられています。
では、原始反射とは何なのでしょうか。
原始反射とは?
原始反射とは、生まれたばかりの赤ちゃんが生きていくために備えている、本能的な反射です。
おっぱいを探す、指を握る、大きな音に驚いて両手を広げるなど、どれも赤ちゃんにとって大切な反応です。
こうした反射は成長とともに少しずつ役目を終え、身体の発達に合わせて自然と統合されていきます。
つまり、必要なくなった反射は前に出てこなくなり、身体をスムーズに動かすための土台へと変わっていきます。
原始反射の統合とは?
「統合」と聞くと、反射が完全になくなることをイメージされる方もいらっしゃいます。
しかし実際には、反射がみられなくなるお子さまもいれば、反応が少しずつ弱くなり、日常生活で困る場面が減っていくお子さまもいます。
私は、「反射があるか、ないか」よりも、お子さま自身が毎日を過ごしやすくなることの方が大切だと考えています。
身体が以前より楽に動くようになる。
余計な力が入りにくくなる。
少し気持ちを切り替えやすくなる。
そうした小さな変化が積み重なることで、お子さまもご家族も少しずつ笑顔が増えていくことがあります。
また、原始反射の統合は一度で終わるものではありません。
毎日の身体の使い方や遊び、ご家庭での関わりなど、小さな積み重ねがとても大切になります。
当院では、お身体の状態を確認しながら、どの原始反射が関係しているのか、ご家庭でできることも含めてお伝えしています。
主な原始反射について
原始反射にはさまざまな種類があります。
その中でも、ご相談をいただくことが多いものをご紹介します。
モロー反射
モロー反射は、赤ちゃんが大きな音や急な姿勢の変化に驚いたとき、両手をパッと広げる反射です。生まれたばかりの赤ちゃんが身を守るために備わっている大切な防御反応で、成長とともに自然と統合されていきます。
この反射が残っていると、音や光などの刺激に敏感だったり、人混みや初めての場所で強く緊張したりすることがあります。また、常に身体へ力が入りやすく、疲れやすさや気持ちの切り替えのしづらさにつながることもあります。
ギャラント反射
ギャラント反射は、赤ちゃんの背中を片側から刺激すると、その方向へ身体を曲げる反射です。お母さんのお腹の中で姿勢を変えたり、出産時に産道を通るために必要な反射とされています。
この反射が十分に統合されていないと、椅子に座っていても身体が落ち着かず、無意識にモゾモゾと動いてしまうことがあります。洋服のタグや背中に触れる刺激を嫌がるお子さまや、姿勢を保つことが苦手なお子さまにみられることもあります。
手掌把握反射
手掌把握反射は、赤ちゃんの手のひらに触れると、反射的に指を握る動きです。生まれたばかりの赤ちゃんが大人の指をしっかり握る姿を見たことがある方も多いかもしれません。
この反射が残っていると、鉛筆やお箸を上手に持つことが苦手だったり、文字を書くとすぐに手が疲れてしまったりすることがあります。細かな作業が苦手なお子さまでは、この反射が関係している場合もあります。
非対称性緊張性頸反射(ATNR)
ATNRは、赤ちゃんが顔を横へ向けると、顔を向けた側の手足が伸び、反対側の手足が曲がる反射です。生後数か月頃までは正常な反応で、寝返りや身体の発達を助ける役割があります。
統合が十分でない場合は、左右を別々に使う動きが苦手になりやすく、文字を書くことやボール遊び、身体を左右バランスよく使う動作に影響することがあります。姿勢が崩れやすい原因の一つとして考えられることもあります。
対称性緊張性頸反射(STNR)
STNRは、首の動きと手足の動きが連動する反射です。ハイハイを覚える時期に大切な役割を果たし、四つ這いから立ち上がるための発達を支えています。
この反射が残っていると、机に向かって座る姿勢が苦手だったり、猫背になりやすかったりすることがあります。身体を長時間同じ姿勢で保つことが難しく、集中力が続かないように見えることもあります。
緊張性迷路反射(TLR)
TLRは、頭の位置によって全身の筋肉の緊張が変化する反射です。重力に対して身体のバランスを取るために必要な反射で、姿勢の発達にも深く関わっています。
この反射が残っていると、姿勢を維持することが苦手になったり、身体が必要以上に硬くなったりすることがあります。運動が苦手、バランスを崩しやすいと感じるお子さまでは、この反射が影響している場合もあります。
足底把握反射
足底把握反射は、足の裏を刺激すると足の指が握るように曲がる反射です。赤ちゃんが足を使う感覚を育てるために大切な反射の一つです。
この反射が残っていると、足の指をうまく使えず、立ち方や歩き方に影響することがあります。転びやすさやバランスの取りにくさ、姿勢の崩れにつながることもあり、身体全体の動きに影響を及ぼすことがあります。
全体を通して大切なのは、「この反射が残っている=発達障害」というわけではないということです。また、一つの反射だけが残っていることは少なく、いくつかの反射が重なっている場合もあります。お子さま一人ひとりで現れ方は異なるため、身体全体をみながら考えていくことが大切です。
まとめ
原始反射は、お子さまが生きていくために必要な大切な反射です。
だからこそ、「悪いもの」と考える必要はありません。
また、一つの反射だけが残っていることは少なく、いくつかの反射が重なっていることもあります。
同じ反射が残っていても、お子さまによって現れ方はさまざまです。
そのため、「この反射があるから、この症状」と決めつけるのではなく、お子さまの身体全体をみながら考えていくことが大切だと私は考えています。
ゆうわ整体では、頭蓋仙骨療法や操体法を通して、お子さまが身体を使いやすくなるようお手伝いをしています。
発達や原始反射について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
初めての方に安心して体感していただけるよう、初回限定の料金をご用意いたしました。 その日の心と身体の状態を丁寧に見ながら施術を行います。まずは安心してお気軽にご相談ください。

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